依頼前テスト_2019/11/9 (土) 京橋小隊バザー
- バザー
被災地では、大震災後、2度目の夏。救世軍では、現地の要請に応じて、被災地復興と、被災された方々の精神的なケアの必要を覚えつつ、活動を続けている。
5月には、関東東北チームが、原発事故のため福島県双葉町から避難し、埼玉県加須市の旧騎西高校校舎で1年以上避難生活を続けている人々を訪問。日用品の提供とドリンクサービスをおこない、人々の話を伺った。6月には、北海道チームが、岩手県陸前高田市と宮城県名取市周辺の仮設住宅や仮設団地を訪問し、「ホッと一息」をテーマに、食事会、きんつば作りやコンサートなど、交流をしながら心の触れ合う時をもった。
7月の初めには、JEA(日本福音同盟)が主催した災害対応チャプレンの養成のためのフォーラムに先立ち、講師として来日したケビン・エラーズ氏(米国中央軍国の災害支援コーディネーター)一行が、被災地の視察と、岩手県大船渡市の永沢仮設住宅で、被災者とお茶を飲みながら交流の時をもった。東京の御茶の水クリスチャン・センターで開催されたフォーラムでは、エラーズ氏が作成した災害対応教育プログラムの概要が伝えられ、さらに日本の現状に合わせた教材作りのために、グループワーク・発表・質疑応答がなされた。救世軍からも、震災支援事務局長ほか、本営や連隊本部からの公式参加者5人に加え、数名が参加した。
物的支援としては、8月までに、陸前高田市の高田保育園にお昼寝用タオルケット、矢作小学校に体育館の暗幕と、社会福祉協議会へテントを2張、提供。
8月初め、関東東北チームは、大船渡市の永沢仮設住宅に出かけ、「救世軍夏祭り」をおこなった。事前に地元のボランティアから、仮設住宅の人々だけでなく近隣に住んでいる人々にも呼びかけがなされ、当日は、地域の学童クラブの子どもたちも参加。約200人の人々が、かき氷や綿菓子、ヨーヨー釣り、バンド演奏などを楽しんだ。
中旬には、救世軍万国本営(ロンドン)緊急支援部からスタッフが派遣され、現在までおこなわれた支援プロジェクトの報告と会計検査、そして被災地での支援状況確認の視察がおこなわれた。その結果、大きなプロジェクトから小規模なものまで、救世軍によって提供されてきたものが、現在も有効に用いられていることが確認された。
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