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REPORT
音楽活動
2011.07.01(金)

JAPAN STAFF BAND 2011年英国ツアー

ご報告

長い期間、JSBホームページがストップしていたためアップデートできず、皆様からの大きな応援に対する感謝のレポートができませんでした。お詫び申しあげます!

バッキンガム宮殿パレード

ロイヤル・アルバート・ホール(R.A.H.)

12日間のツアーを無事終了できました。ありがとうございました。

救世軍公報『ときのこえ』に写真と全般のレポートを掲載していますのでご覧ください。また「ツアー報告書」、「JSB News」の印刷物を希望される方は、ご連絡ください。

♪ 各地コンサート&ISB120(RAH)のようす&演奏について:

ISB120周年記念行事の前、JSBは、ハイス、クラドリーヒース、ドンカスター、ステインズ、プリマス、ベイジングストークの6か所を訪問しました。

  • 英国内における一週間のツアーコンサートからスタートしました。毎晩ほぼ同じプログラムを演奏。山谷真少佐(アシスタント・ドラマー)の司会、第二部では張田望中将がコーネットを聖書に持ち替えてメッセージを語りました。バスで6つ町を移動しながら訪問し、小隊(教会)ホールや近隣の大きい教会、また特別な会場においてコンサートを行いましたが、すべて会場は満員でした。
  • ツアーに随行者として参加した英国の救世軍士官アレックス・モーリス大佐補は、日本で奉仕したこともあり、「大震災への特別献金アピール」を自ら進んで行い、各地の会場で大きな献金が献げられました。
  • プログラムではメッセージのあとに「Be my glory ever」を、終了後のアンコールでは「O Happy Day」を演奏し、会衆も途中から一緒に歌い始め、全員の思いが一つとなった状態でコンサートを終了しました。

♪ ISB120周年記念行事「ロイヤル・アルバート・ホール(R.A.H.)」と「バッキンガム宮殿パレード」

宮殿「前庭での演奏」と「退出時のパレード」でも、沢山の人々の声援を受けて演奏することができました。特にR.A.H.では、JSB楽隊員がステージ入場の瞬間から演奏を開始する前まで、3分を越えるスタンディングオベーションがあり、大歓声と拍手に涙を流す楽隊員もいました。与えられた20分の演奏後も、温かい、力のこもった拍手をいただきました。

ロイヤル・アルバート・ホール(R.A.H.)

  • 英国(特にR.A.H.)で受けた数分間の実に熱いスタンディングオベーションは、『英国にJSBを予定通り送り出した日本の救世軍と、祈りと励ましをもって支えくれた多くの友人たちへの大きな感謝の表現』であったのです。また『被災地でいまも困難な状況にいらっしゃる方々と救援の手に対する応援』そのものでありました。・・☆英国ブラスバンドの機関紙『British Bandsman』や『Salvationist』のISB120レポート特集記事にもその様がはっきりと記されています。……「(一部転載)……ISBが、広大なアリーナに音を満たした中で、唯一の午後のコンサートでのスタンディングオベーションを受けたのは、20名の慎み深い、力強い、ジャパン・スタッフバンドであった。それは、演奏前の音を出す前の出来事だった。2回目の海外ツアーに向かう中で多くの困難を克服して来たJSBへの惜しみない聴衆からの応答として相応しいものだった……」

    そこでJSBが受けた特別な応答は、『送り出してくださった多くの方々への感謝と、今なお被災した中にある人々と日本において託されているものは何か、JSBメンバーの一人ひとりはR.A.H.で受けた7000人の温かい声援と、また各地で出会った人々からのメッセージをしっかりと報告しなくてはならないのです。』こうした意味から、改めて皆様にいまも世界の人々が日本のことを祈り、応援してくださっていることをお伝えします。

救世軍ジャパン・スタッフバンド 楽長 鈴木肇

感謝:

  • 英国ツアーのために本営からのサポートと共に、JSB全体では大きな資金を必要とする中、楽隊員一人ひとりもエキストラマイルの精神で身をもって実行し、祈りの中で献げて進みました。特にこのためにJSBリユニオンの皆さんや戦友の皆さん、小隊や施設からの献金と共に、救世軍以外の皆さん、特にブラスバンドをされている皆さんからも献げていただき、財政的な大きなサポートをいただきました。このことを覚えて楽隊員一同、心からお礼申しあげます。
  • 最後に、ロイヤル・アルバート・ホールは、救世軍創立者ウイリアム・ブース大将が召される数か月前に、公開の場としては最後のメッセージを語った場所で「飢えたる子供がいる限り わたしは戦う!・・」との有名な説教をしたホールです。ここが今回のISB120の会場であったことは、世界の8つのスタッフバンドの目的と、救世軍音楽の働きも、救世軍の使命を全うするための一つの働きであることを考えるとき、単なるブラスの祭典ではない、大変意味の深い、大きな計画であったことを実感しました。同時に、ISB120プロジェクトチーム、英国軍国の良い準備、実施によりなされた素晴らしい計画について心から敬意と感謝を表します。

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