依頼前テスト_2019/11/9 (土) 京橋小隊バザー
- バザー
わかってくれる存在
一人の少年と、商店主のお話です。ある商店のドアに、「子犬売出し中」という貼紙がありました。ある日、一人の少年が、商店主におそるおそる尋ねました。
「その子犬っていくらで買えるの?」
「百ドルから二百ドルかな?」
少年はポケットから、数枚の小銭と紙幣を取り出し、
「5ドルあるよ。ちょっと見てもいい?」
と聞きました。商店主が笑顔で口笛を吹くと、一人の女性が、5匹のかわいい、ちっちゃな毛玉のような子犬を従わせて少年のほうに走って来ました。ところが、その中の一匹が、仲間からだいぶ遅れてついて来ようとしていました。少年はその一匹を見つけると、主人に、
「足が悪いの?」
と聞きました。主人は、その子犬には足の関節に障がいがあり、生涯麻痺に苦しむだろう、との獣医の診断を告げました。それを聞くと少年は、目を輝かせて、
「この犬が買いたい!」
と言いました。
「いやいや、この犬はだめだよ。もしどうしても欲しいなら、君にあげよう。」
主人が答えると、少年は、かなり怒った様子で、主人の目をまっすぐ見上げ、
「僕は、ただで欲しいとは思ってないよ! この子犬もほかの犬と同じ価値があると思うんだ。でも、今5ドルしかないから、毎月5ドルずつ払いに来るよ。」
主人は、言い聞かせるように、言いました。
「この犬は、君と一緒に走ったり飛び跳ねたり、遊んだりできないんだよ。わかっているのかい?」
ところが、少年は主人に近づくと、ズボンのすそを高くめくり上げ、金属製の補助具で支えられた自分のの足を見せたのでした。
「僕も上手に走れないんだ。この子犬には、子犬の気持ちをわかってくれる人がいたほうがいいんだよ。」
私たちを理解する方
私たちは誰もが、人生において、そばにいて、愛し、喜んで理解してくれる存在を必要としています。いつでも知っていてくれ、励ましてくれる存在です! そんな存在があなたにはいますか? ちょっと考えてみましょう。
そう、神様です!
イスラエルの王であったダビデは、詩編139編に、神様は、私たちを知っておられ、理解しておられ、私たちの行動のすべてを知っておられる、と書いています。神様は離れた所におられる神ではありません。この世界は、神様によって創造されました。神様のおられない所、神様から遠く離れた所など、どこにもないのです。神様は、この世界の初めから私たちのすべてを知っておられ、私たちの思考・思想や発展の只中におられるのです。
人間は、偶然の産物ではなく、神様によって、意図と選びによって創造されたものです。神様と人間の関係は、神様によって人生が侵害されるといったものでも、秘密が記録されたり、漏洩されたり、といった独裁者的に支配されるものでもありません。
神様は、私たちとの親しい関係を望んでおられます。それは、他のどんな関係にも勝って、緊密なものなのです。神様は、私たちを深く知り、理解し、愛し、受け入れてくださっています。
この神様との親しい関係を知るならば、誰でも、ダビデと共にこの大いなる真理を心から喜び祝い、すばらしい神様を礼拝することができることでしょう。
神様に願うなら
あなたも、この神様との親しい関係に生きることができます。どうやって?
神様にお願いしましょう。
「親愛なる神様、どうか私を理解し、受け入れ、愛してください。あなたを私の神として信じます。あなたの独り子イエス・キリストが私の罪のために死んでくださり、三日目に復活され、今も生きて私の祈りを聞いてくださることを信じます。今日、イエス様を私の人生の主として、これからずっと私の心をご支配くださり、治めてくださる方としてお迎えいたします。どうか私たちを助けてくださる聖霊をお送りくださり、私の残る人生において、あなたに喜ばれる生き方ができるようにしてください。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン」
(救世軍士官〔伝道者〕・司令官)
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