依頼前テスト_2019/11/9 (土) 京橋小隊バザー
- バザー
(救世軍万国本営サイト 2008年2月27日付)
ウガンダ東部にいるケニア難民を援助しようという、救世軍緊急サービスのプロジェクトは、家や家族、家財を失った世帯の状況に一定の変化を与えている。
同地域では多くの地元の組織が動いているが、ニーズは依然として大きい。ケニア難民に利用されている、マナフヮという辺境の国境から心を動かされる話が届いている。現地では、感動的な友情のストーリーとブンボの町の人々から寄せられた善意が、救世軍の支援ワーカーに感銘を与えている。
マナフヮは、主要な越境地点では無いために、難民への公的な支援が整っていない。しかし、同地にはウガンダ東部の救世軍では最大の集団がある。小隊士官(牧師)たちとこの群れに属する人々が見たのは、多くの地元世帯が、彼らも貧しいのだが、ケニアで家族を失ったり負傷したりして彼らの町に避難してきた人々と、わずかな食料と水を分け合っているということであった。
救世軍人や地元民の個人的な多くの親切に加えて、救世軍が資金提供をしての大きな食糧支援計画がマナフヮ地方のさらに多くの辺境地帯においても、主要な難民集合地や難民キャンプと同様に行われている。
特に顕著なのは万国本営緊急サービスのコンフォート・アデポジュ大尉の活動である。救世軍士官になる前の彼女は看護士であったので、ナイジェリア人コンフォートの存在は年齢の若い家族の多くにとって、とても有益なものとなっている。
大尉は自ら目にしたある実例について話をしてくれた。「貧しい7人家族の話なのですが、彼らは別の3人家族の面倒を見ているのです。そちらの家族は母親を失っていまして、その母親はケニアから逃れた後、この1月に出産をして、その際に亡くなったのです。彼らの家は略奪に遭い、彼らは家財を置いて逃げ出したのです。その上、母親が亡くなりました。長女のクリスティネの表情にはトラウマの痛みが刻まれていました。」
この家族や他の多くの若い母親たちを助けることはアデポジュ大尉や現地の救世軍人たちにとって、遂行中の多くの任務の一つに過ぎない。ケニアから長い道のりを歩いて国境を越えるという、痛みに満ちた長旅をしてきた人々が日毎に次々と到着する状況で、この危機には改善の兆しが見えない。
万国本営緊急サービスの軍属でイギリスの救世軍人であるゴードン・ルイスは、調査訪問の最中に、救世軍の会館に集まっていた別の難民たちに会った。「24時間歩き続けたという、8家族からなるグループがありました。彼らの家が攻撃されて逃げ出し、その翌朝早くに越境したというのです。彼らはなんとか、いくつかの品物を持って逃げ出すことができたそうです。」
この地域で救世軍が介入し支援することがしばらくの間必要であるということは、まず確かなことであろう。このために万国本営ではアデポジュ大尉の交替として、別のチームを派遣しようと手配している。アデポジュ大尉は6週間に渡って多くの人々の面倒を見てきたが、ナイジェリアにいる夫と5人の子どもたちのもとにようやく戻ろうとしている。
国際緊急サービス・コーディネーターのセドリック・ヒルズ少佐は、平和に向けてのケニアでの最近の動きは、まだ難民の流出に歯止めをかけていないという。「ウガンダにあるわたしたちの仲間は、同地の多くの困難に対処するため懸命に働いています。全世界の救世軍各軍国や、窮状にあるこれらの人々に同情を覚えるすべての人に対して、それぞれ可能な方法で助けてくださるようにと、お願いします。」
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救世軍国際緊急サービス 報
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