依頼前テスト_2019/11/9 (土) 京橋小隊バザー
- バザー
(第3報、救世軍万国本営サイト 2009年10月13日付)
9月26日に台風「オンドイ」(16号、国際名「ケッツァーナ」)がフィリピン諸島を吹き荒れながら通過し、400 万人以上の生活に大きな悪影響を与え、救世軍はその日から疲れる間もなく活動している。ケソン市で救援センターとなったのは救世軍フィリピン中央連隊の連隊本部であり、袋入りの米、いわしの缶詰、箱入りの麺類、毛布やマットの積荷、医薬品の瓶が保管されている。
敷地内にある3つの救世軍事業所(ケソン市第二小隊、ベサニー・センター、連隊本部)のスタッフ−そして大勢のボランティア−たちはこの2週間、支援物資の仕分けと袋詰めを行っている。同時に、救世軍人と助力者たちが、8つの都市と22のバランガイ(現地語で「村」を意味する最小自治単位)において食料品入りの籠、総額125,000USドル分を、13,000を越える世帯に配布した。
物資の量は厖大で、他の支援団体も数千世帯への配布を行ったが、水位が高いせいで、まだ届けられていない人々がある。洪水状態から水が退くまでに3ヶ月かかると予測されている地域もある。
ラグナ州のサンタ・ロサで救世軍が用意した食料は1,000人分しかなかったが、3,000人がやって来た。警察官(薄青のシャツ)が群集の整理に助力
緊急サービス要員のダリル・クロウデン少佐とマリアリン・ニエテス少佐(フィリピン救世軍本営から支援している士官)が水の中を歩いて食料品配布に向かう
配布用の食料品はサンタ・ロサ市長から貸与されたトラックに積み込まれた。
家が浸水したために避難を余儀無くされた人があるだけでなく、洪水範囲の拡大と水位上昇のために避難施設からさらに移動した人もある。本稿を書いている時点において、多くのダムについて決壊の恐れと、それによるさらなる洪水の危険が報告されている。
台風「ペペン」(17号、国際名「パーマァ」)はフィリピン北部地域をいったん通過したが逆進して再上陸、熱帯低気圧となって停滞した−さらなる豪雨となった。北部地域に被害がもたらされたが、そこはとうもろこしと米を含む主食作物を古くから生産してきた地域である。
今後の数日において救世軍は、食料、医薬品、毛布とマットの配布を増量させるであろう。フィリピンにおいて長年の活動がある点では、救世軍は他の団体より有利である。救世軍人の担当者たちは各地域とそこの人々のことを把握しており、だれがだれに話せば良いのか、助けが最も必要なのはどこであるかを知っている−そして、被災した人々との信頼関係を深めている。
フィリピンの救世軍人たちは個人的な損失をあまり顧みないで他者へ手を差し伸べている。その活動によって彼らは人々の生活を良くし、地域を改善しようとしている。
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ダリル・クロウデン少佐 報
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