依頼前テスト_2019/11/9 (土) 京橋小隊バザー
- バザー
(救世軍万国本営サイト2010年8月17日付)
パキスタンの救世軍は、現段階で2000万人が被災したとされる水害に対して第一段階の対応を引き続き行い、チャールサダの300世帯に対して寝具と調理用品のセットを配布した。調査チームはこの一週間前にチャールサダを訪れ、洪水が家庭と経済活動を破綻させ、町を壊滅させた様子を確認していた。
今回の配布チームにはヨウサフ・グーラム大佐補(救世軍パキスタン軍国の書記長官)とレベッカ・ヨウサフ大佐補(「女性の働き」書記)が加わっていた。
最初の配布は、チャールサダ聖書教会において100世帯に対して実施された。グーラム大佐補は地元民に話しかけ、同情の意を表した。
配布中にペシャワールのカトリック司教がやって来て、救世軍の活動に感謝を述べた。現地の報道メディアの姿もあり、救世軍について多くの質問をした。
その次の配布は、チャールサダのフジュラ(ある大きな建物の別館)にて、200世帯のイスラム教徒に対して実施された。チームが到着した際にはすでに人々が大きな群れをなしていたが、配布作業は順調であった。書記長官が人々の群れに対して短く語り、カトリック司教が慰めの言葉を述べた。当地を代表する州議会議員であるジェイヴド・プリンス氏も人々に対してさらに同情の言葉をいくつか述べた。
チャールサダにおける受給者の一人、ヌーア・アリは、学生である。彼は救世軍チームに対して、水位が上昇したので家族全員で家から逃げ出したと語った。彼らが戻ってみた時には、家は完全に水に浸かっていたという。
彼は言う「わたしたちはこの大きな困難に対する覚悟ができました。わたしたちは家を再建するために、一生懸命働きます。現在は問題に直面していますが、わたしたちは勇気を持って、立ち向かうことができます。」
イムラン・アズムは、ペシャワールで働く警察官であるが、彼の両親のための物資を受け取った。支援チーム員に対して彼は、なんとしても家族を養っていくと語った。
ヌーアもイムランも、彼らの言葉で言うところの「愛の印」を救世軍が与えてくれたと、感謝を述べた。
その翌日、支援チームはアカデミー・タウン小隊(救世軍の教会)を訪れ、被災した家族を見舞った。このほか、調査訪問がノウシェラ、パビ、ジャハンギア、アザ・クハイルに対して実施された。これらはすべてカブール川流域の集落である。
アザ・クハイルの人々が極度の困難にあるのを支援チームは見た。約15,000人からなる集落は川の近くにあり、家々は流失していた。現場に残っていた人々の説明によれば、多くの遺体が、流されてしまったか、瓦礫の下に埋まってしまったかといった理由で、まだ発見されていないという。
集落の人々は仮の宿所となるテントが欲しいと述べた。この人々の、火急の必要に多少なりとも対応するため、救世軍は資金を集めて大量のテントを購入しようとしている。
イムラン・サビア大尉の報告より要約
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