依頼前テスト_2019/11/9 (土) 京橋小隊バザー
- バザー
(救世軍万国本営サイト12月3日付)
世界の人々の多くがクリスマスへと思いを向け始めて、買い物の計画を考えたり家の飾りをしたりしている。しかし悲しいかなミャンマーの人々の多くは、サイクロン「ナルギス」が5月に国土を叩き壊した際に全てを失って、飾り付けをするような家を持っていない。あの災害から半年を経てもなお、人々の多くは、様々な非政府組織(NGO)から手渡された防水シートで覆った仮小屋で生活しているのだ。状況は酷いものだが、希望が出てきた人もある—家を組むための資材を救世軍から受け取った世帯は週毎に増えているのだ。現在、700を越える世帯が家を再建または修繕できる状況にあり、この再建計画はまだ続けられている。
国連人道問題調整部(OCHA)の最新の報告によれば、最大の問題は仮小屋と農業であるという。「農業は特に目立った問題で、資金供給がギリギリという状態が続いている。仮小屋の不安定な有様も困った問題で、もっと耐久性のある安全なものにすることが求められる。」
救世軍では様々な地域での食料配給を年末までは引き続き行っていく。この数か月、26の村で約5,000世帯が定期的な食料品配給を受けてきた。主なものは米と調理用の油であった。
ミャンマーでは今が農作物を植える季節であり、救世軍のチームでは6つの村で種子の配布を行い、同時に農具や肥料も提供した。300世帯以上がこれを受け取ったが、それは、自ら生計を立てることを再開する、ということに繋がるものである。各世帯に与えられた種子の種類は—豆類、瓜類、とうもろこし、唐辛子、きゅうり—であるが、その世帯がサイクロン以前に何を手掛けていたかによって調整された。
多くの世帯が配布を受けた喜びを語ってくれた。ある村の長は言った。「わたしたちは大変な時を辛抱してきました。ほとんどの人は生活の手段を失っていたのです。救世軍はこの何ヶ月か食べ物を与えてくれました。しかし今、自分の足で立って自分で生計を立てることを再び始める時が来たのです。救世軍はその便宜を図ってくれました。」
サイクロン後に創設された支援委員会の委員たちと村長たちが輸送の手配、受給者一覧表の作成および配給のためにボランティアで働いてくれた。配布対象地域への物流は不安定な状況で、品物の多くはボートで川を通じて配達してもらわなければならなかった。
「わたしたちは種まきから収穫まで最善を尽くします。村の指導者としてお約束します。」と、あるボランティアの方が言われた。
ミャンマーの救世軍の働き手は、地元の人々が喜んで熱心に働く様子を見て喜んでおり、彼らが再び自分たちの生活に責任を持って当たろうとしている様子に感動している。しかし彼らの力が及ばない事柄もある。支援活動に当たる国際チームのメンバーたちからの要請は、ミャンマーの人々を引き続き覚え、また祈って欲しいとのことである。
救世軍国際緊急サービス マイク・キャッフル 報
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